<コロナ真理教の人々㊻>byカイジロウ
【最終回:日本でコロナ騒動が長引いた理由】
日本でコロナ騒動が長引いた理由は、日本人が権威に従って自分の頭で考えず、周囲が間違うはずがないという他力本願の思考が染みついているからです。残念ながら今回の騒動から露呈したことは、日本人が現代世界で最も有事に対応できない民族であるということでした。
打てば感染し死亡すると分かっているワクチンを打つ行為は、教義が破綻しているカルト教団の宗教儀式そのものです。それを世界一打った日本は世界で最も医学に洗脳された国家であり、そうでなければコロナを世界一怖れた臆病国家です。しかもその事実すら受け止めないのであれば、世界で一番過ちを認めない、醜悪な民族という評価が加わるでしょう。
ところで私が小林先生のファンを公言すると小林信者と見られますが、私が読んできた三十年の間に先生の考えは結構変わっています。先生がかつて男系主義者だったことなど考えられない過去で、これを批判者は「小林の変節」と捉えますが、私はそうは思いません。時代が変わり、人もまた成長するのだから思考が進化するのは当然であり、何よりそれは自分の間違いを認める強さを持っているという誇り高き証拠です。
しかも先生は無節操に考えを変えているわけではなく、作品によく歴史や文学作品を持ち出します。時代の洗礼を受けた史実や名著に真理があることについては、それこそ一貫して揺るがない信念があるように思えます。
私が先生の流儀を真似て、今回の騒動に疑問を持って調べ続け、長年我々を騙してきた医学洗脳に気付いたことは自分の人生にとっても収穫でした。私は周囲にワクチンの話を語る前に、推進派と反対派の本を買って相当調べました。当然ながらこれだけ多くの医者が勧めているのですから、小林先生や自分の直感の方が間違っている可能性を考えない訳には行きませんでした。
コロナ脳の友人からはメールで峰宗太郎やこびナビの映像を送りつけられましたが、彼らの権威を笠に着て人を小馬鹿にするような態度からは、真実を探求する姿勢が見られませんでした。私が「風邪で人は死ぬという死生観が必要では?」と言うと友人は「死生観って何?」と反論しました。私は元々少ない友人を多く失いました。そしてこれまで私がその卓越した知識を尊敬していた多くの知識人が、右から左までコロナ脳に罹患していたことには、大いに失望させられました。
今回のような初めて経験する社会騒動には、自らの間違いを認める知的誠実さが有効でした。小林先生と袂を分かった井上先生も宴席で「これまでインフルが北半球と南半球を行き来していると真剣に考えていたよ」と自らの過ちを笑いました。萬田先生も胃瘻を作りまくった自らの若き日々を後悔しているからなのか、贖罪のような看取り医の毎日を送られています。結局この騒動に勝利したのは間違いを認めて自らを改める強さを持った人たちであり、そしてそれは同時に常人には為しがたい、狭く険しい道でもありました。
ちっぽけなプライドのために自説に固執することも、人間の一側面かもしれません。しかし今回はその言葉を信じた多くの方が命を落とし、子供たちはかけがえのない青春を奪われたのです。医学界の象牙の塔ぶりは古くから指摘されていましたが、この浮世離れぶりは、知れば知るほど異常です。
最近医者の中からも「当時は仕方がなかった」という言説が出始めましたが、やはり間違いを認めて反省することが出来ない人種のようです。彼らは集団狂気の中で虐殺に加担しても、「当時は仕方がなかった」と言う人たちなのでしょう。そのように「謝ったら死ぬ」人たちに、我々の多くは付き従ったのです。
そしてレプリコンも何千万人もの人が打つのでしょう。体調不良が非接種者にも広がれば薬害は解明しづらくなり、頑迷な医学界が誤りを認めない間に被害が広がるという薬害のパターンは、またもや繰り返されるのでしょう。
もちろん遺伝子組み換え人間やレプリコンからのシェディング感染の可能性は低いかもしれず、一方的に危険性を煽ることはフェアでないかもしれません。しかし何よりこの新技術は人類に何のメリットももたらしていません。mRNA技術は医学界を潤した以外には害を為しただけであり、ワクチン導入以降もコロナは終熄せず、超過死亡は増えたのです。しかも史上最大の薬害認定は公知の事実です。
それでも今なお中止に出来ないのは、そもそも医者に医療行政を委ねているからに他なりません。それはまるで武器商人に戦争の意思決定をさせるように愚かで危険な行為なのです。
どうかご自分で調べて考えていただきたいと思います。もちろん界隈には陰謀論に嵌まっている人も多く、辟易することもありますが、それでも誰かを妄信するのではなく、自分で考えて道を切り開くことが大事だと思います。そして何よりも私たちの味方は殆どいないことに気付くべきです。そういう資本主義のなれの果ての世界に私たちは生きています。
最後にこういう発表の場をいただいたよしりん企画の方々に感謝申し上げます。
コロナ真理教の人々〈第1シリーズ〉
①庶民が医学に疑問を持たねばならない
②医学は科学ではない
③医学の常識は歴史と共に変わる
④医学は宗教に近い
⑤人は信じたいことを信じる
⑥医学と闘うために
⑦誤解:コロナは恐怖の殺人ウイルスである
⑧誤解:超過死亡は出ていない
⑨誤解:死亡が増加しているのはコロナのせい
⑩誤解:ワクチンがコロナを抑え込んだ
⑪誤解:未知のウイルスだから最初は分からなくて当然
⑫誤解:今更コロナを振り返っても意味ない
コロナ真理教の人々〈第2シリーズ〉
⑬誤解:コロナワクチンで薬害は起きていない
⑭誤解:そんなに酷い薬害ならマスコミが騒ぐはず
⑮誤解:ワクチン効果は、打つまで分からなかった
⑯誤解:ワクチン有効率95%はスゲエ
⑰誤解:コロナワクチンは感染を防いだ
⑱誤解:コロナワクチンは死亡を防いだ
⑲誤解:それでもワクチンは感染死亡を防いだ
⑳誤解:ワクチンは集団免疫達成に必要だった
㉑誤解:mRNAワクチンは救世主の技術だ
㉒誤解:mRNAワクチンは安全だ
㉓誤解:でもインフルワクチンは効いているでしょ?
㉔誤解:でもワクチンで天然痘が絶滅したでしょ?
㉕誤解:健康であればあるほどよい
㉖誤解:製薬会社は人々の健康のために創薬している
㉗誤解:行動制限に意味はあった
㉘誤解:病院に行くほど健康になる
㉙誤解:マスクに感染防止効果はある
㉚誤解:マスクに効果がなくても念の為にした方が良い
㉛誤解:でもマスクに害はないでしょ
コロナ真理教の人々〈第3シリーズ〉
㉜誤解:でも健康診断は身体のためだよね?
㉝誤解:日本の研究者は誠実で優秀
㉞誤解:薬害は推定無罪であるべき
㉟誤解:人工ウイルス説なんて陰謀論
㊱誤解:人工ウイルスの目的はビルゲイツの人口削減
㊲誤解:反ワクって非科学の一枚岩で気色悪いよね
㊳誤解:接種したが副作用がなかったから大丈夫だ
㊴誤解:シェディングは陰謀論
㊵誤解:DNA混入問題はデマ
㊶誤解:mRNAワクチンにDNAが入る筈がない
㊷誤解:レプリコンは明治製菓の新しいお菓子?
㊸誤解:私の主治医は魅力的だから医者は信用できる
㊹誤解:医学者というプロが間違う筈がない
㊺パンデミックが終わるとき
【トッキーコメント】
全46回、大変な労作がついに完結しました。
医学を疑わなければならない。
医学は科学ではなく、宗教に近い。
自分の身体を治すのは自分であって、医者ではない!
昔から少しは聞いたことがあった言葉ではありましたが、それが本当のことだと、これだけ説得力を持って証明されたことは今までないでしょう。
それでもこの事実に目を向けない人が大多数という現状には失望を禁じ得ませんが、現実を直視し、自分の身は自分で守るしかないという意識を持つ人が増えることを願うばかりです。
カイジロウさん、お疲れさまでした。ありがとうございました!